映画・テレビ

2007年5月14日 (月)

眉山

久しぶりに映画を見ました。美智子皇后も見られたという映画「眉山」です。

結ばれぬ相手の故郷徳島に行き、娘を産み、徳島の山、「眉山」を彼と思い一人で育てるのです。「お龍さん」と言われ、江戸っ子の威勢のいい啖呵を切るのを宮本信子が小気味よく演じています。

父親のことなど何も言わぬ母に反発していた娘が病で死を迎える母に向き合いながら、母を理解していくように描かれていました。その心の動き、進行に「阿波踊り」が効果的に使われていたように思えました。

学校を卒業し、勤め始めたときの同僚にたまたま徳島出身の女性が二人いました。宴会というと浴衣持参で男踊り、女踊りを披露してくれていたのを思い出しました。
手つき足裁きは見事でした。