朗読の会~”魂響(たまゆら)”を聞いて
友人の朗読の会へ出かけました。
去年は大震災があったので、2年ぶりの会です。
「私たちが出来ることは、まず、原点にもう一度立つこと、言葉の持つ大いなる力を信じて
・・・・・・様々な思いが、どうかあなたに響きますように・・・・」
とご挨拶がありましたが、その通り心に響く素晴らしい朗読の会でした。
友人が朗読したのは
浅田次郎作 『”昭和任侠伝”天切り松 闇がたりより』
ややテンポの速い語り、ゆっくりと語るセリフ、この緩急が素晴らしく
すぐ引き込まれました。
例えは変かもしれませんが、先日のブラジルのサッカーを思い出しました。
同じテンポでなく、間をとり、緩急をつけ、人を引き付け感動させるのが
似ている気がしたのです。
最後の安吉親分のタンカを切るような迫力のあるセリフから、しっとりと
幕をひく語り・・・・・素晴らしかったです。
若い時から予習するのが好きではなかった私。新鮮に聞きたいと。
まだ読んだことのない本なのでこれから読むつもりです。
先生も含めて、6名の方の朗読をお聞きしました。
それぞれ個性があり良かったです。
白いドレス、作務衣風、赤いマント、和服・・・と衣装も雰囲気を感じ良かったです。
来年が楽しみです。
(ふわ。ふわりさんからお借りしました)
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黙読は何とかできても、声に出して相手に伝えるとなると、滑らかに意味が分かるようにですものね。沢山練習なさってるのでしょう。
投稿: kazuyoo60 | 2012年10月19日 (金) 15時46分
朗読の表現がすごく分かりやすくて文章を読んだだけで
実際に聴きたくなりました。
それにしても流石mokaさん!サッカーに例えられるとは・・・
話は違いますが私が通う点訳講習で、音訳の講習を受けた方がいます。
本を読んで伝える事はすごく難しいそうです。
ちょっとしたイントネーションの違いで伝わることが違ってくるそうです。
朗読で作者の書かれたものを伝えるって難しいですよね。
投稿: くりまま | 2012年10月20日 (土) 11時31分
浅田次郎の本は 好きでよく読みます。
朗読を聞く機会はありませんので 聞いてみたいです。
声に出すと 芝居を見ているようで 面白く楽しいことでしょう。
投稿: 小紋 | 2012年10月20日 (土) 19時30分
kazuyoo60さん、こんばんは~
実際声に出して読んでみるとむずかしさを感じます。
きっとたくさん練習されていると思います。
投稿: moka | 2012年10月20日 (土) 21時06分
くりままさん、こんばんは~
本当に素晴らしいんですよ。
もう10年以上続けていらっしゃるようです。
読書もたくさんなさっているんだろうなと思います。
来年も楽しみにしています。
投稿: moka | 2012年10月20日 (土) 21時08分
小紋さん、こんばんは~
さっそく本屋さんで買ってきました。
来年の千葉演劇絵を見る会ですまけいさんの「天切り松」朗読劇が
あると聞いて今から楽しみです。
投稿: moka | 2012年10月20日 (土) 21時11分