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2012年10月19日 (金)

朗読の会~”魂響(たまゆら)”を聞いて

友人の朗読の会へ出かけました。

去年は大震災があったので、2年ぶりの会です。

「私たちが出来ることは、まず、原点にもう一度立つこと、言葉の持つ大いなる力を信じて

・・・・・・様々な思いが、どうかあなたに響きますように・・・・」

とご挨拶がありましたが、その通り心に響く素晴らしい朗読の会でした。

 

友人が朗読したのは

 浅田次郎作 『”昭和任侠伝”天切り松 闇がたりより』

ややテンポの速い語り、ゆっくりと語るセリフ、この緩急が素晴らしく

すぐ引き込まれました。

例えは変かもしれませんが、先日のブラジルのサッカーを思い出しました。

同じテンポでなく、間をとり、緩急をつけ、人を引き付け感動させるのが

似ている気がしたのです。

最後の安吉親分のタンカを切るような迫力のあるセリフから、しっとりと

幕をひく語り・・・・・素晴らしかったです。

 

若い時から予習するのが好きではなかった私。新鮮に聞きたいと。

まだ読んだことのない本なのでこれから読むつもりです。

 

先生も含めて、6名の方の朗読をお聞きしました。

それぞれ個性があり良かったです。

白いドレス、作務衣風、赤いマント、和服・・・と衣装も雰囲気を感じ良かったです。

来年が楽しみです。

   Ally1
             (ふわ。ふわりさんからお借りしました)

 

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

黙読は何とかできても、声に出して相手に伝えるとなると、滑らかに意味が分かるようにですものね。沢山練習なさってるのでしょう。

朗読の表現がすごく分かりやすくて文章を読んだだけで
実際に聴きたくなりました。

それにしても流石mokaさん!サッカーに例えられるとは・・・

話は違いますが私が通う点訳講習で、音訳の講習を受けた方がいます。
本を読んで伝える事はすごく難しいそうです。
ちょっとしたイントネーションの違いで伝わることが違ってくるそうです。

朗読で作者の書かれたものを伝えるって難しいですよね。

浅田次郎の本は 好きでよく読みます。
 朗読を聞く機会はありませんので 聞いてみたいです。
 声に出すと 芝居を見ているようで 面白く楽しいことでしょう。

kazuyoo60さん、こんばんは~
実際声に出して読んでみるとむずかしさを感じます。
きっとたくさん練習されていると思います。

くりままさん、こんばんは~
本当に素晴らしいんですよ。
もう10年以上続けていらっしゃるようです。
読書もたくさんなさっているんだろうなと思います。
来年も楽しみにしています。

小紋さん、こんばんは~
さっそく本屋さんで買ってきました。
来年の千葉演劇絵を見る会ですまけいさんの「天切り松」朗読劇が
あると聞いて今から楽しみです。

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