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2011年5月29日 (日)

広島・山口の旅④

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山口の旅も午後は萩へ向かいました。まずは松陰神社です。

山口県から、たくさんの総理大臣が出ています。既に8人です。

鳥居とその横の碑の書はその中の岸信介、佐藤栄作両氏の書です。

Photo    Photo_2

 

 この鳥居をくぐると、移築された松下村塾があります。

Photo_3

吉田松陰の実家杉家の小屋8畳を塾舎(手前の部屋)とし、少し見える奥の建物が

増築した10畳半の部屋です。

塾生に対して部屋が狭いので、時には「草取りをしましょう」と言って

先生は草取りをしながら論語を語り、先生の後に続いた塾生は草取りをしながら

論語を復唱するような勉強もされていたそうです。

短い間にの教育なのに日本を担うようなたくさんの人材を育てたのは皆さん、

ご存知の通りです。

 

Photo_4

「親思う 心にまさる親心 けふの おとずれ何ときくらん 」

 処刑される前の時世の句です。

松陰は10歳で藩主毛利敬親公に教えたのです。

このため松陰が投獄された時も、時々病気ということにして実家へ帰されたそうです。

獄中でもみんなに教えた話。最後に江戸送りになる時の話の別れの話。

たくさんのエピソードを心をこめ、語ってくれるバスガイドさんの話に

みんな心ひかれ、聞き惚れました。

中にはそっと目頭をぬぐうものもあったのですよ。

バスガイドさんのご指導のもと、

  「二礼  二拍手  一礼」

松陰神社で 全員揃ってお参りしました。

 

 あいにくの雨で萩の町の散策はパスしましたが、朝の瑠璃光寺の五重塔、

松陰神社での感動に心満たされた一日でした。

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同窓会旅行記」カテゴリの記事

コメント

松下村塾は見ました。秀才が揃ったとしてもあの小さな家です。
秀でた方でしたのに、多少時代が違ったのでしょうか。お気の毒でした。多くの優秀な弟子が輩出したから、選ばれて生まれた方だったかもしれません。

毎年のみなさんとの旅行!良いですね。
松陰神社は世田谷の松陰神社に行ったことがあります。

秋吉台などは若い時に旅しました。懐かしいです。萩にも
行ったかもしれないのですが、記憶がおぼろで(;一_一)

来年の行く先ももう決まったのではないかしら(*^_^*)
楽しみですね。

 「親思う 心にまさる親心 けふの おとずれ何ときくらん 」この句は、何度見ても、じーんときますね。あの時のガイドさんの説明を録音していれば良かったと思うほどです。私も聞いていて、自然と涙がでてきました。あなたのブログのおかげで、旅の思い出をより深く浸っています。ありがとうございます。

有意義な旅の様子が手に取るように伝わってきます。
興味津々見せて頂いてます。
緑に映える国宝の五重塔は重厚で素晴しいですね。
萩へはまだ行ったことないです。
松下村塾も機会を作ってぜひ行きたいです。
↓mokaさんの旅先の地図分かりやすくていいですね。

こんばんわ。
萩市は私のふるさと下田市と昭和50年に姉妹都市の盟約を結んでいます。
松陰先生の密航事件など萩市と深いかかわりもあり、黒船祭りにも訪問していただいてます。
(今年は震災の影響で、黒船祭りは開催中止になってしまいましたが・・)
小さい頃、すぐ近所の神社にある松陰像の下でよく遊びました。
黒船が来た沖合いの海を見つめている、りっぱな像でした・・懐かしいです~
時世の句にも心打たれますね。
時代を超えても心惹かれる松陰先生・・私もいつか萩に行ってみたいです(^^)

kazuyoo60さん、こんにちは~
動乱の時期には人が育ち、出てくるのでしょうか。
今もその時だと思うのですがなかなか出そうにありませんね。

おーちゃん、こんにちは~
世田谷にも松陰神社はありますね。たった2,3年なのですね。
松陰先生が教えたのは。
秋吉台は2度目ですが昔の記憶とだいぶちがいました。
バスでぐるりと走ったので広さ、大きさを感じました。
来年は佐渡です。今から楽しみです。

からつくんちさん、こんにちは~
ほんと、録音したいくらいのいいお話ですね。
思い出をたどっていただけてうれしいです。

のこのこさん、こんにちは~
興味津々に読んでいただけてうれしいです。
瑠璃光寺の五重塔はしばし眺めていたいくらいの美しさでした。
また訪れたいくらいです。

じゅりあさん、こんにちは~
下田と深い縁があるのですね。
吉田松陰は黒船に乗ったことが直接の罪に問われたそうですね。
ぜひ萩へも行ってみてください。

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