江戸城三十六見附を歩く④の1
4日目の散歩は今でも残る外濠沿いを歩きます。
飯田橋から四ツ谷まで外堀公園として残され、桜並木が見事で、桜の時期にぜひ訪れたいところです。
濠の土手には松並木もたくさん残っています。
松は甘皮をはがし、粉にすると食糧にもなるし、燃料や建築資材としても使われ、城を築くときは必ず植えられたそうです。
今日は牛込門、市ヶ谷門、四ツ谷門、喰い違い門、赤坂門のあった辺りを歩いたわけです。
門のあった辺りは大体駅になっています。
首を横にして見てもらうと
「阿波乃國」という文字が見えます。
阿波徳島藩主の蜂須賀氏が築いたのです。
市ヶ谷の地下鉄駅内通路には「江戸歴史散歩コーナー」があり、石垣が再現されています。
でもこの石はなぜか雉子橋から出土した石を使っているそうです。
床には昔の地図が描かれており、水戸家など御三家の屋敷の広さに驚かされます。
この江戸歴史散歩コーナーは切符がないと入れないのですが、駅員さんが親切にタダで入れてくださいました。
市ヶ谷駅の交番裏に「市ヶ谷御門橋台の石垣石」が展示されていますが、近くは煙草を吸う人が集まっていて見にくかったですね。
市ヶ谷駅近くの市ヶ谷亀岡八幡宮にお参りしました。
安藤広重の浮世絵にも描かれています。
太田道灌が江戸城の守りにするために鎌倉の鶴岡八幡宮を番町辺りに勧請したのがはじまりで
寛永13年にここに移されたそうです。
50段ほどの階段がとっても急で、鳥居は銅でできています。
本殿は鳥居の奥ですが写真は忘れてしましいました。
~つづく~
« 可愛く、おいしい、ペコちゃん焼き | トップページ | 大地震発生~こわかったです »
「江戸城三十六見附を歩く」カテゴリの記事
- 見附散歩のあとの楽しみ(2011.11.27)
- 江戸城36見附を歩く⑧の3(2011.11.26)
- 江戸城36見附を歩く⑧の2(2011.11.25)
- 江戸城36見附を歩く⑧の1(2011.10.21)
- 江戸城36見附を歩く⑦の2(2011.09.25)
東京は結構石段が多いですね。台地とか--。ぶらタモリを見ていてそう思います。
雰囲気が似てるだけか、見たような石段です。
投稿: kazuyoo60 | 2011年3月10日 (木) 15時05分
こんにちは。
外堀公園辺り、桜の頃を見てみたいものです。
たくさんの人で賑わうそうですね。
門のあったところは、その名残りがあったり・・・
石垣の積み方ひとつにも歴史があるようで。
いろいろ考えながら歩くと楽しそうですね。
屋敷跡に御三家の力の大きさが窺えますね。
投稿: 風香 | 2011年3月10日 (木) 15時56分
mokaさん、こんにちは。
外堀公園の桜並木はもうすぐじゃないですか。
石垣を見ると私が大阪に住んでいるせいか大阪城が思い浮かびます。
御三家は隆盛を誇ったんでしょうね。
江戸は階段が多いですね。
説明を聞くと歴史がわかりますね。
このシリーズいつも楽しみにしています。
投稿: 五月人形 | 2011年3月10日 (木) 17時23分
☆・_・☆ このコーナー楽しみにしております。
結構昔のものが残っているものですね。それを
画像で見るのも勉強になります。ついでにぶら
タモリも見ています。
投稿: クッキング こめぞう | 2011年3月11日 (金) 00時20分
このシリーズホント楽しいぃ~♪
ワクワクしながら読ませてもらってます
桜の季節きっといいだろうなぁ~
うふふ・・「阿波の國」ちゃんと首も横にして・・^^
御三家大きい・・これ上屋敷ですよね・・ってことは下屋敷もどこかに・・!?
石段上から見ると怖い・・昔は着物で上がってたんですよね・・。
つづき楽しみに待ってま~す♪
投稿: 関西のビオラ | 2011年3月11日 (金) 13時59分
地震のニュースに、テレビの画面にくぎ付けで心配しています。
大事ありませんか?
余震も続くでしょうから、くれぐれも気をつけて下さい。
投稿: とんちゃん | 2011年3月11日 (金) 18時52分
坂が多いです。紀尾井坂なんて荷物を持ったおじさんが踏みしめるように
ゆっくり登っていらっしゃいました。
投稿: moka | 2011年3月12日 (土) 19時31分
外堀公園は桜の頃は混雑しそうですね。
上智大の学生さんはグランドから眺められていいだろうなと思いつつ歩きました。
石の積み方も本には説明されていました。
見ていると違いがあります。
投稿: moka | 2011年3月12日 (土) 19時33分