映画”扉をたたく人”
どなたかのブログで拝見して見たくなり、検索したところ千葉でも上映されていて今日見にいきました。50名くらいの小さな劇場ですが、30人くらいもお客さんがいてびっくりしました
全米でわずか4館でしか上映されていなかったのに口コミで270館にも増え、いくつもの賞を撮った映画だからでしょうか
62歳の大学教授が妻亡き後、心を閉ざし、孤独に生きていましたが、移民の若いカップル、その母親との交流で心を開き・・・・・・という映画です。
「ジャンベ」というアフリカの太鼓を演奏する若者がこの教授に手ほどきをするのです。「ジャンベ」を練習し、のめりこんでいく教授の姿が映画の進行役のようでした
不法移民の問題、9.11以来、不法移民に対する政府の対応の変りかたなど、いろんな問題も絡んでいきます。
主役のウォルター役の「リチャード・ジエンキンス」
若者の母親モーナ役の「ヒアム・アッバス」
若者タレク役の「ハーズ・スレイマン」
タレクの彼女ゼイナブ役の「ダナイ・グリラ」
とみんな個性的で素敵な俳優さんばかりでした。いろんな国の俳優さんです
ラストで星条旗が薄くかすんでいく場面があったのが印象的でした。監督の意図したものを感じました。
大人のいい映画でした
「扉をたたく人」の公式サイトです。
http://www.tobira-movie.jp/
魅力ある俳優さんたちのお顔はこちらCAST&STAFFでどうぞ。
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