嫁が君、御降
俳句をやっている友人の会話に「嫁が君」「御降」という言葉が出てきました。知らない言葉なので教えてもらいました。
「嫁が君(よめがきみ)」・・・・・ねずみは身近にいながら普段は嫌われています。でも大黒様のお使いとしてお正月にはもてなす習慣があります。新年には忌み言葉は使わないということで「嫁が君」と言ったそうです。美しい言葉ですね。
「御降(おさがり)」・・・・・元旦または松の内に降る雨や雪のことです。
雨降りは涙を類推するので忌んで「御降」と行ったそうです。また御降のある年は豊穣の前兆、富正月といって喜びあったそうです。今年はどうでしょうか?
餅花や かざしにさせる 嫁が君 松尾芭蕉
美しい日本語がたくさんありますが、知らないことがいっぱいです。
かわいいずみのイラストはわたし的日常さんからお借りしました。ありがとうございました。
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嫁が君=ネズミですか。初めて聞きました。
おさがりは、衣服などを年下の者にとか、神棚や仏壇の供え物のお下がりとかは使っていますが、雨や雪に使うとは、これも初めてです。
いくら奇麗でも、通じなくては--、自分標準で考えてしまいます。(笑い)
投稿: kazuyoo60 | 2008年1月 7日 (月) 14時34分
kazuyoo60さん、こんばんは。
知らない言葉が多いけれど、知るとたのしいですね。嫁が君なんてどなたの命名でしょうね。
投稿: moka | 2008年1月 8日 (火) 22時28分