三笠見学と中東事情勉強会
日露戦争を戦った「三笠」がどういう経緯で記念艦として保存されたかという話など聞きました。
その後、会食をしながら、中東で仕事をしていた友人の話を聴く会を催しました。
★兵士の服装でレストランに入ってきた若い人を上官らしき人が駆け寄って、
強い口調で注意する姿。民間人が巻き添えになってはいけないからと。
★日本で問題になっているいじめなんていっぱいあるよ、いじめられた子は
棒切れをもって戦っているし、それを親がまわりで応援している。
★フセインの処刑など日本では報道をカットされるがあちらでは全部報道されている
。
★お葬式には異教徒は原則参列できないとか。
死者は、アラーの神の方に顔が向くように埋葬される。
小さいお墓をたてるけど、砂嵐でいつの間にかお墓がどこにあるか分からなくなっている。
★車で移動していて検問を通るときは銃を向けられ、「弾が入っているのか?」と尋ねると
「YES」の返事にびびるよ、段々慣れたけど。
等々、戦乱の中に、民間人ながら働いてきた友人の生の声、様子を聞きました。
平和をといっても簡単にはいかないものを感じさせられました。
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コメント
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命の軽い国は嫌ですね。
フセインさんも敵なる人を沢山処刑したでしょう。次の権力者が現れるとアメリカ主導でなくても処刑されたかもしれませんね。
お墓を作っても分からなくなる、砂漠とはそういう場所ですか。
生の声は迫力ですね。
投稿: kazuyoo60 | 2007年3月25日 (日) 17時17分
報道されていないことや、報道されていることでも、現地に居た友人から状況を直接に聞くと、我がことのように問題意識を持って考えるようになる迫力がありますね。
投稿: muca | 2007年3月25日 (日) 20時52分
☆kazuyoo60さん、こんばんは。
生の声は迫力があります。平和、生きるなんてことは重く、理想どおりには行かないことを痛感させられます。
☆mucaさん、こんばんは。
「我がことのように問題意識を持って考えるようになる」
そう、そうです。
ありがたい経験でした。
投稿: moka | 2007年3月26日 (月) 20時18分
テレビや新聞で見聞きする事はほんの一握りのこと。
今現実に戦いが起きている地で生活する厳しさが
生の声で聞かれるのは貴重ですね。
ふだん日本の映像を見慣れている者にとってフセイン処刑の場面の生々しい映像は驚きでした。
そういう厳しい現実を目にすることが良いことか悪い事かは
一概に言えませんが日本は何事においても
ふわりとベールでくるんでしまう所がありますね。
投稿: ビオラ | 2007年3月28日 (水) 16時26分
ビオラさん、こんばんは。
いやあ、生の声はすごいです。
むごい場面も全部公開されるようですよ。日本ののほほんとしたところは幸せなのでしょうか。
投稿: moka | 2007年3月29日 (木) 21時32分