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2007年1月12日 (金)

硫黄島からの手紙

「父親たちの星条旗」につづく「硫黄島からの手紙」を見ました。
予想通り、やはり重い映画でした。

曽野綾子さんの「集団自決の真実」という本を今読んでいますが
ともに思うことは、戦う兵力など全然足りず、戦争と言えないような
悲惨な戦いを強いられた前線の兵士達という印象です。
援軍を求めても、「援軍兵力の余裕なし」で終わりです。

家族を兵隊にとられた人々、祖国を守る為と玉砕的な戦いをせざる
を得ない兵士達、・・・・・・現場の人たちが一番悲惨です。

映画も最後の方になると、見せる為の演出を感じてきました。クリン
ストイーストウッド監督の映画はそれを余計感じるような気がします。
映画として表現する為には必要なことでしょうが。

アメリカの人に一番印象に残った俳優はと尋ねたら、「二宮和也」君
という答えが多かったそうですが、確かに彼が印象に残りました。
あの時代、彼の役はあんなに自分を出せたかなとは思いますが。

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コメント

この映画は見てません。今日は過去にも聞いたと思うのですが、戦争のために動物園の象を殺した、餓死させた話をラジオで聞きました。やり場のない怒りと悲しみ、戦争は誰にも1つも良いことは残さないですね。

私は昨年末観ました。家内と一緒にシネネコンプレックスに行きましたが、家内は大奥を見ました。

渡辺兼さんの余は諸君に先んず(確かこういったと記憶しますが)と言う言葉に感動しました。ちとセンチメンタルな気持ちになりました。今時の政治家に見てもらいたい映画です。

kazuyoo60 さん、おはようございます。
戦争はなかなかなくなりませんね。

多摩さん、おはようございます。
「余は諸君に先んず」
この言葉は印象的でした。二度使われましたね。
上官、指揮官、上役、政治家・・・・・リーダーに問われる資質ってありますよね。

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