今朝、グループホームにいるおじいちゃんがトイレに行ったとき転倒、
お尻を打ち痛くてベッドに横になることも出来ないという連絡が入りました。
病院に連れて行こうと思いましたが、「痛い、痛い」と
車椅子に乗るのも嫌がります。
車に乗せるのは無理だから、介護タクシーでも利用しようと思ったのですが、
予約がないと無理だそうです。
申し訳ないけど救急車をお願いしました。ところがいつも行っている病院に断られたのを
皮切りに隊員の方が連絡をしても受け入れOKの返事がありません。
それから、「93歳男性、転倒、腰を打つ。普段は歩行可能、今歩けず・・・・・・・」
と繰り返し、繰り返し電話される声が聞こえます。
だんだん身の置き所がない気分になり体が硬くなるのがわかります。
10回以上繰り返しやっと受け入れ先が見つかったのは30分以上たってからです
これが一刻を争う病状だったら、もう生きた心地はしないでしょう。
検査の結果、骨折もなくしばらく様子を見て帰宅することができました。
まだまだ痛みはありますが。
九州に行ってた夫がタクシーを拾って迎えに来ました。黒塗りの個人タクシーです。
うまく車に乗れるかなと心配だったのですが、ドアが開くと広い車内で座席も高めで
うまく乗ることができました。
「クラウンですか?」
「いいえ、セルシオです。」
「こんな立派な車じゃ、元を取るのが大変ですね。」
とおしゃべりしながら、快適な乗り心地でおじいちゃんも気分良さそうでした。
行きはがたがた揺れる救急車で何度も顔をしかめていたのですが。
こんないい車のタクシーに当たったのはご褒美のようで嬉しかったですね。
もう一つ病院もかわったなあと思ったこと。
支払いが機械なんです。診察カードを入れ、お金を入れ、おつりをもらい、
領収書がでてきて、カードを受け取る。というシステムです。
ところが患者は高齢者が多いので、「ぴーぴーぴーぴー」警告音がしょっちゅうなります。
カードのとり忘れです。
歳をとると大変なことをたくさん、見聞きした一日でした。
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