サーカスとこくんぞさん
幕張にキグレサーカスが来ています。
昔、実家の氏神様の四山神社のこくんぞさんのお祭りにはサーカスが来ていました。
そこの子供が転校してきました。たった3日間だけ。
子供心にサーカスの子は大変だなあと思ったものです。
もっと小さいとき言う事を聞かないと大人は「サーカスにさらわれるよ。」と脅したものです。
その頃、1,2度見たことがありますが、何十年ぶりに懐かしく見ました。
メーンは空中ブランコですが、球体の中でのオートバイがすごかったです。
一台でもすごいのに三台も一度に同じ球体の中で走り回るのには驚かされました。
こくんぞさんは毎年2月13日と9月13日に行なわれるお祭りです。
境内で“福寿銭”と呼ばれる5円玉を受け取り、その5円玉をお財布の中に入れておくと
商売繁盛の願いがかなうといわれています。
そして、「ご縁(五円)あって儲けだしたら、次の大祭でお礼参りを」ということで、
次のお参りの時には倍の10円にしてお賽銭(さいせん)にするのが習わしです。
ところで、こくんぞさんとは虚空像菩薩(こくうぞうぼさつ)のことです。
昔、この地に祭られていた虚空像菩薩は、明治の神仏分離により、
四山神社の主座ではなくなりましたが、今も神殿の中に置かれ、
「こくんぞさん」は祭りとともに生きているそうです。
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