点滴
93歳になる義父が39,3度の高熱を出しました。
幸いインフルエンザではなく、風邪でしたが、高齢という事で入院となりました。
次なる処置は栄養剤や、お薬の点滴。ところが認知症となれば赤子と同じ。
体の自由を奪う点滴は嫌で、不安で仕方がないので取ろうとします。
お手洗いに行きたいと思っても「ナースコール」を呼ぶ知恵は浮かばず、
点滴をはずしてしまいます。
家族が一日中付き添うか、体の自由を奪うかと選択を迫られます。
一日たった夕方には食事を取らせてもらえ、ほっとしました。
入院するとすぐ点滴という治療法は認知症の患者には大変です。
お医者様には拒否しづらい現実。いつも考えさせられる課題です。
画像はBooのIT講座様の動くイラスト素材からお借りしました。
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